完全にプロフェッショナルの領域です。
この辺になるともうアマチュアにはなかなか手のでない範囲でしょう。
しかし果敢に挑戦するのもアマチュアの成せる特権である! 十分に経験を
積んだカルテットなら、自己を鍛えるにも次のようなものもいいのではないでしょうか。
まあそう「えー」とかいわずに、CD聴くだけでも、
ヤマハで譜面を見てみるだけでも、どうぞ。
この部類においてまずイチオシなのは、、、
Bartok, String Quartet No.1 | Op.7 1908 | ||
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5/6 | vn 2 va 1 vc 1 | 1楽章 |
これはまだ十分挑戦可能でしょう。ベートーヴェンの後期につながり、先程
の印象派の 影響もあるロマンチックな面がまだ残っている。バルトークならこれから手を
付けるといいでしょう。
しかし、、、
Bartok, String Quartet No.2 | Op.17 1920 | ||
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7/7 | vn 2 va 1 vc 1 |
Bartok, String Quartet No.3 | 1927 | ||
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7/7 | vn 2 va 1 vc 1 |
Bartok, String Quartet No.4 | 1928 | ||
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7/7 | vn 2 va 1 vc 1 | 1楽章 |
Bartok, String Quartet No.5 | 1934 | ||
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7/7 | vn 2 va 1 vc 1 |
Bartok, String Quartet No.6 | 1939 | ||
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7/7 | vn 2 va 1 vc 1 |
これらは非常に難しい。どうしようもない。
しかし、個人的には、「4番」がバルトークの6曲のカルテットのなかでも
っとも(すべてのといってもよいかも)密度の濃い「数学的に」
計算し尽くされた作品と思ってます.
技術的にもアンサンブルにもアマチュアのみならず究極の難しさだろう。
あえて難易度も6まででは足らず7をつけてしまう。
ぜひ一度聴いてみてください。バルトークの緻密で天才的な創作に慣れてくると、
これほど度肝を抜かれるカルテット曲は他にないのでは。
2番は聴いていても難解。
3番は、短いが中身が濃縮果汁。重音のグリッサンド付き。
5番は完成度が最も高く聴いていても楽しい。音程をわざとずらした効果を
とりいれている。ある演奏会にて「あれ、さっきの音程まちがってなかった?」
と思ってしまう人もいたりする。循環系式。
6番は、また古典的な
立場の構想に戻っている。グリッサンドを多く使ったジプシー風の
マーチや、オケコンの5楽章のフーガの主題を思わせる3楽章など、
酔っぱらいのような旋律が聴いていても面白い。しかし、このころは大戦中の
重苦しい時代背景があるということには注意。
「グリッサンド(gliss.)」は、粘り気のあるボーイングで(右手は抜かないこと)、
左手の音のずらしは
早過ぎないこと。上昇するグリッサンドなら、左手の上昇する速さは
始めは早く動かすが、到達点に
近づくにつれて減速させる。大げさにやるくらいで丁度いいかも。
バルトークとと もにハンガリーの代表。民謡研究家でもある彼が2つのカルテットを書
いている。まだ2番が親しみやすい。
Kodaly, String Quartet No.1 | 1909, Op 2 | ||
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6/6 | vn 2 va 1 vc 1 |
Kodaly, String Quartet No.2 | 1918, Op 10 | ||
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5/5 | vn 2 va 1 vc 1 |
民族の雄叫びとも言える、と書いてあった。
二番はやってみたい。一番は出だしはインパクトあるけど、ちょっと長いしフィナーレが理解できない。
彼も民俗音楽研究者である。 カルテットではよく知られた作品が次の2つである。
String Quartet No.1 「クロイツェルソナタに 刺激されて」 | 1923 | ||
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6/7 | vn 2 va 1 vc 1 | 1楽章 |
String Quartet No.2 「内緒の手紙」 | 1928 | ||
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6/7 | vn 2 va 1 vc 1 | 4楽章 |
3 Pieces for Srting Quartet | 1914, op.2 | ||
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4/5 | vn 2 va 1 vc 1 | 1楽章 |
Concertino for String Quartet | Op.20 | ||
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7/7 | vn 2 va 1 vc 1 | 冒頭 |
String Quartet | 1905 | ||
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6/6 | vn 2 va 1 vc 1 |
five state for Srting Quartet | Op.5 1909 | ||
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6/6 | vn 2 va 1 vc 1 |
もうひとつ小曲をあつめたような「6つのバガテレ」Op.9もある。素晴らしいとされる 「つまらないもの集」(フランス語でそういう意味らしく、そこから転じて器楽小品を 指す言葉である)。
Srting Quartet | 1936 Op.28 | ||
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6/6 | vn 2 va 1 vc 1 |
Srting Quartet | 1910 op. 3 | ||
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6/6 | vn 2 va 1 vc 1 |
Srting Quartet Lirische Suite | 1926 op. 3 | ||
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6/6 | vn 2 va 1 vc 1 |