1 弓の真中を左手で持って、D線(左から二番目の弦)の上に置く。
(毛を下にする。黒い箱(毛箱)があるほうが右側)
2 右手を上に挙げます。
力を抜いて腕から横にあげて、ひじは肩より下に、
手首は肘より下に、写真のようにする。
肘が上がり過ぎない。肘が落ちて手首が「鎌」のようになったりしないように。
指は柔らかく丸くし、すこし開いた状態で。
3 親指と中指(第一間接あたり)を付けて輪を作る。
4 手を内側に少しだけひねる。
(しょうゆをつぐ、徳利をお猪口に注ぐような感じ(!?) という表現
がいいのかなぁ)
5 弓の後ろのほうから、ゆっくりと右手を通していきます。
写真の位置で止める。
親指は曲げておく。木の見えているところに親指が位置する。
(言葉で言えば、親指のつめから見て、右横の肉のあるところ。)
6 指を全部弓に置いて持つ。(握る、つまむ、という感じになら無いように)
親指と中指が向き合っていて(3の輪を作った感じで)、丸まっている。
人差し指から小指は軽く曲がった状態で、弓を軽く持ちましょう。
手の甲が左斜め上を向いているはず。
7 あとは弓を横に動かすだけで音が出ます。
まずは右に左に動かしてレ(D:ドイツ語読みで、デー)の音を出してみましょう。できたら
弓の先から根元まで動かしてみましょう。その次に、1番左A線【ラ】(アー】、
G線【ソ】(ゲー)、C線【ド】(ツェー)の全部の弦で音を出してみましょう。