〜 2. 右手・ボーイング 基本 〜 


〜 2−2.弓の持ち方U 〜

前ページでは弓の持ち方について第一段階の説明をしました。ここでは、さらに どの指で弓を支えるかということと、弓を持って構えたときのチェックポイントを示します。

〜 どの指で弓を持つか 〜 親指、人差指、薬指の3本の指

@親指で下から支えます。皮の巻いているところと 毛箱のあいだの木の見えているところで、斜め下になっている部分に、 親指の肉のあるところがあたります。親指が下から支える支点になります。
A次に、人差し指は、親指を支点として圧力を上から加える力点になります。 人差指の第1、2関節の間の肉の横が、弓の革の辺りに当たります。 内側に回すような感じで力を加えます。
Bそして、薬指でバランスをとります。毛関節を突っ張らせず曲げて、 箱に沿わせて指を置きます。
他の指は、上から添える程度です。

*注* 小指でバランスをとる方法もあります。


チェックポイント

a) 肘が上がらないこと。
b) 手首がだらんとならないこと。肘が下がりすぎるとこうなる傾向があります。 (腕の長さにもよりますが、、、)
c) 指に力が入りすぎて突っ張らないこと。親指が丸くなっていること。
d) 手首は内側にまわしているので、手の甲が左斜め上方を向いていること。 小指のほうに重心がかかると、手首が小指側に落ちてしまう。

b) 手首がだらんとしすぎ。指がつまんだ様に持っていて伸びている。 そのため弓が斜めになっている。→

c)親指が突っ張る(力みすぎ)。手首が曲がりすぎ。

d)手首が小指側に落ちている。手首を内側にいれること(構え方6写真参照)。

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