〜 1−2.構え方と楽器の位置 〜 

構え方をチェックするのに鏡があると便利です。

0.チェロを構える前にエンドピンを出す
体型により変わりますが20cmから25cmくらい。大きい人は30センチ以上 でもよし。つまり、決まってない。
楽器を持ち上げながら引っ張り出しても良いですが、落としそうな場合は 横に寝かせた状態で引っ張り出すほうが良いでしょう。

1.楽器を持つ。
横に寝かせている場合はネックをしっかり持って起こす。 椅子に座った状態で、左手で楽器のネックを持って、右手を添えながら楽器を起こす。

2.エンドピンを床に想定した中心線の延長上におく。
体の中心線を床にイメージして、エンドピンの先をその中心線上の 先に(すこし遠めに)おく。

3.左手でネックを保持したまま、ゆっくり手前に引いてくる。
左手で持って手前にズルズルと引き寄せる。ネックは顔の左へ。 体が右へ逃げて(動いて、よじって)しまわないように。 あくまでも体はまっすぐに保ったまま。 引いてくる途中で、ひざに楽器があたったら、ひざの内側に楽器が入るように 足を左右に広げる。

4.胸に楽器の裏があたる。
やがて、楽器の裏、ネックの付け根がみぞおちの少し上にあたるはず。
結局、両ひざの内側、胸の3点で楽器と接することになります。


** 慣れてくると、背もたれに寄りかかっても、深く座っても、立っても(?!) 弾けるようになりますけどね・・・ 
(これは冗談です)
立ってはレッスンとかで時々やってますが・・・

構えについてのチェックポイント

上手く構えができているのか不安。なんか弾いていて苦しい。 腰が痛い。右手がつる。。。などありましたら、 こちらのページで、写真と細かい注意を参考にフォームを見直してみて下さい。