只見線の旅

只見線は上越線小出から豪雪地帯を只見川に沿って下り 会津若松までを結ぶローカル線です。 沿線は静かな川沿いの温泉が多く点在し、只見川を 右に左に越える橋梁が多い路線です。

静かな渋い旅ができるのが魅力です。 小出から入って一泊して反対側の会津に抜けるの が僕の主なパターンです。
東京から各駅停車を乗り継いでいくと、小出駅では 約2時間ほどの待ち時間があります、お昼時なので 駅前の食堂に寄るのがお勧めです。
時期が夏であれば岩魚(いわな)がうまいんです! 写真は 店内の生簀で泳いでいるのをそのまま塩焼きと 刺身にしてくれる「岩魚定食」です。

右が塩焼き、左が刺身


只見線 有名な只見第3橋梁を渡る。(会津宮下)
車で行くぐらいの距離はありますが、歩いても何とか・・・ 宮下駅からダムのほうへ行く町営のバスがあるので それを利用しました。


只見線 豪雪を進む。水沼駅にて。

下の写真は会津川口駅を出発した列車より撮影。 川口駅はのどかな川岸の駅。

柳津は只見線の中では大きいほうの温泉町。 数件のホテルや旅館、ペンションなどがあり静かな ところで、柳津の圓蔵寺の裸祭りは奇祭として有名。 粟饅頭も名物で車でたちよって買っていく人もいる。 元祖岩井屋などがありますが、出来立てのあったかいうちに 食べるのもおいしいです。

柳津駅にて。ここで一泊した翌朝。只見は日帰りよりは ゆっくりと一泊してみるのがいいです。
列車の本数が少ないので時刻表で良く確かめないといけません。

会津・喜多方

会津若松は白虎隊と美しい天守閣のある会津若松城でも 有名な都市。 ぼくはそこから快速電車で15分くらいのところの 喜多方が好きでよく立ち寄ります。

ラーメンを食べに立ち寄るのですが、100軒以上ある なかでもやっぱり「老麺会」のお店に行きます。 のれんがかかっているのですぐわかります。
ラーメンで有名な町。その数ある名店のひとつ「あべ食堂」。 別にラーメンに詳しくなくたって聞いたことのある 「坂内(ばんない)」はここ喜多方の大将格の店ですが、 ほかにもうまい店はたくさんあります。

会津といえば、やはり水が美味しいからでしょうか、 美味しい日本酒の産地でもあり、 蔵で作られる酒を試飲したり、販売、見学などができます。
SL ばんえつ物語号。喜多方駅から 新潟方面にある橋梁の手前の土手にて撮影。
最近復活したSLは新津から会津若松まで往復しています。 冬の雪景色の中を走るSLが見られる数少ない 路線で数多くの鉄道ファンやお年寄りから子供まで 訪れてきてました。

喜多方からその昔、日中線というローカル線が熱塩温泉まで 走っていました。現在、熱塩駅は日中線記念館になってます。 熱塩温泉は秘湯ムードのある温泉で10軒ほどの旅館があります。 ホテルふじや、山形屋に泊まったことがあります。 旅館の集まる一郭からすぐ近くに熱塩駅跡があります。  
熱塩駅跡。日中線記念館になっていますが、冬に行ったときは 誰もいなくひっそりと雪に埋もれてました。

喜多方から熱塩温泉にかけて廃線跡がいたるところで見ることができます。

天気が良ければ、25000分の1の地図を片手にサイクリングしてみるのも いいかもしれません。 駅前で自転車を1時間400円くらいで借りれます。 ラーメン食べて、酒蔵をのぞいて、SLばんえつ物語号に乗って、 温泉にいって、、、いいところです。(^。^)

 
右上は村松駅跡で、ここで犬釘(レールを枕木に止める釘)を発見。 喜多方駅から村松駅に行く間に保存されているSL。


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